今年大学を卒業し、獣医師として働き始めました。病院での出来事やその日見た映画、色々楽しげなことを書いていく感じです♪


by ramram92
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獣医師として嬉しいこと。

仕事。
私は一般病院で働くのではなく大学病院で働くことを選んだため、研修医という立場なので、
仕事といえるのかはわかりません。

でも、この仕事が好き!と言えます。
大学生の頃は、絶対臨床医は無理!と思っていたけれど、食わず嫌いだったんだな、と。



逆に言うと、「獣医師することが趣味です」くらいじゃないと、やってけないのかな?
病気が治るとうれしい。
新しい治療法が確立されるとうれしい。
でも、一番嬉しいのは、患者さんが「この子のつらさをとりのぞいてくれてありがとう」って言ってくれることなんです。

「小動物獣医師」って、その字の通り、動物のお医者さんです。
でも実際は、動物は病院なんて行きたくないわけで、
動物が治して欲しくて自らやってくるわけじゃなくて、
治して欲しいのは、飼い主さんなんです。
動物のための医者だけど、実際は、人間のための医者です。

私がまだ大学生の頃、しかも色々あってものすご~く人間嫌いな時期に、このことで悩みました。
私は動物を治すための医者になるのに、動物は治療して欲しいなんて思わない。
じゃあ結局それって動物のためでも何でもなくて、人間のためなんじゃないの?
結局、人間のエゴなの?
なんでこんなことを考えたのかわからないけど、そのうちなんとなく、人間のためになるならいいんじゃないかと思ったような気がします。

でも今になって思うと、あの頃は私なりの反抗期みたいなもんだったのかな、と。
すなおに考えればすぐわかること。
動物は、飼い主と一緒に楽しく過ごせるのが一番の幸せ。
つまり、その飼い主を、私たち獣医師が手助けして、飼い主が幸せになったとしたら、
そこにいる動物も、飼い主の笑顔につつまれて、飼い主にいっぱいかわいがってもらえて、
みんながハッピーになるの。
それってすごくステキ。
だって、動物は、飼い主が悲しいとき、わかりますからね。
なにをそんなに悲しんでるの?って顔でこっちをみますよね。
だから飼い主がハッピー=動物もハッピーなのです。

だから、飼い主さんが喜んでくれると、本当に嬉しい。
退院のとき、「先生本当にありがとうございました!」って言ってくれるとき、
飼い主さんも、そのペットも、笑顔な気がします♪

そして、みんなをこんな笑顔にしたい!と日々勉強していくのです。


飼い主さんからの一番嬉しいプレゼントは、なんと言ってもお手紙!
その子の近況や写真、亡くなってしまった子でも飼い主さんからの言葉、
一言だけでもほんとに嬉しいし、時々読み返しては初心にかえることができるのです。
最近、長々入院していた猫ちゃん&飼い主さんからお手紙をいただいたり、
ワンちゃんの飼い主さんからいただいた手編みのお帽子のなかにお手紙が一言入っていたり、
獣医師になってよかったな~。。。と思う瞬間です。

世界中の人&ペットを幸せに暮らす手助けをこれからもしたい。

これが今年も終わりかけに私が思うこと。
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by ramram92 | 2007-12-27 20:10 | 仕事